桂の小部屋
管理人のネタ帳&ぼやき…
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ポメラ…欲しいかも…ってか、
欲しいっ!
自宅で原稿やれない時間帯に、図書館とか涼しい場所で進められる!
PCだと誘惑一杯だけど、ポメラにはそれが無い!
電池なのと、画面の大きさ等々…ちょい残念な処はあるかもですが、
一度使ってみたいっ!
もっと暑くなると、自宅でPC使える時間が、減ってしまうので(クーラー
なんて文明の利器、当家には無いないっ)メモ機能に特化している
ポメラは良いですねっ!
うーんうーん、先にPSPを目指そうと思っていたのですがっ(爆笑)
ポメラにしときます…先生(って、誰っ?)(笑)
※新刊の到着報告、感想、ありがとうございます。
拍手への書き込みも、楽しく拝見してます。
個別にお返事しようと思ったのですが、
御名前やメルアドの判らない方へも、何か…と
思いましたので、下に御礼SSとを折って入れ
ときますので、どぞ御覧下さいまし(笑)
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※お持ち帰りは御容赦下さいね(笑)
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【キリル提督小話】
※オリキャラ出演注意報発令!
※イーガン家は当家設定で捏造が山盛りです、御注意下さい。
※幻水2軸後「焔帝」番外的小話です(笑)
※キリルは群島諸国連合艦隊の提督になってます。
以上が大丈夫な方のみ、御覧下さい。
群島諸国連合が他国に誇る精鋭、連合艦隊の旗艦『リノ・エン・クルデス号』は護衛艦を引き連れ、順調に航海を続けていた。
この度の作戦は、群島の北側に出没する海賊の討伐である。
東側から密輸船や所属不明の船は領海内に入って来られなくなったが、領土の殆どが海で占められている故に全てを監視するのは不可能で。哨戒の目を潜り跋扈する組織を壊滅させる命を受け、主力艦隊が現地の哨戒船団と合流する事になっていた。
「……ふぁ~…っ、ヒマだぜ」
ここ数年無かった程の大規模な作戦を控えているのだが、現場へ航行中の旗艦リノ・エン・クルデス号は今日も平和だった。
普段は新兵が多く乗り込んでいるのだが今回ばかりは危険度が桁違いの為、陸での勤務に変更させている。軍内部では賛否両論の措置ではあるが、笑顔で反論を押さえ込んでしまった提督の手腕を褒めるべきか、それとも。
「どんな仕事にだって、裏方は必要だからなぁ…」
提督を支えると決めた日に、諸々の雑事をも引き受ける覚悟もしたのである。洋上会議での嫌味の『百や二百』くらい、聞き流してみせるぜと豪語する副官カイリ・イーガンは、常は他の艦に乗船している同僚が提督に稽古を付けて貰っている姿を、のんびり眺める。
剣が弾かれそれでも体術を駆使し向かっていく猛者を、投げ飛ばす提督の体力は底無し…とまで恐れられているが。
「そろそろ休憩させるか…」
緊急時に使い物にならない兵では、自分達が困る。
出港時に使う銅鑼の小型版を持って、カイリは提督を取り囲んでいる輪へ向かった。
「カイリはほんっっと、リノさんの裔だよね」
「はい?」
甲板に伸びている兵士等へ甲斐甲斐しく飲み物を配り、流水の紋章を使って体力まで回復させている副官へ、日陰に座らされている提督が素直な感想を述べる。
イーガン家は群島の英雄王、リノ・エン・クルデスの血筋を引く分家筋であるが、こうも度々云われる程自分は彼の英雄王に似ているのだろうか?
首を傾けるカイリに、タオルで汗を拭っていたキリルは何やら納得したように頷いている。
「と云うか…、微妙に世話焼き体質なのはエルシド似?」
「いやいやいや、それは恐れ多いだろ!確かにあの方は、オベル王家の血筋と云われているけれど…」
群島の至宝たる人に、似ているなどと絶対に云われたくない。
大袈裟に頭を振る副官には悪いが、キリルはやはり現女王の計画に賛同しようと思う。
『キリル様、わたくし決めましたの。それは…』
カイリとエリシュの間に娘が生まれたら、その子を次の女王に据えようと。
血筋的にも地位的にも、二人の組み合わせは申し分ない。外見が碧翼王に似ているエリシュと、性格が似ているカイリの娘ならば絶対に。
『エルシド様似のお子が、生まれる筈ですわ!』
何よりも、二人はお互いを想い合っている(らしい)。これ以上の組み合わせは無いと二人の結婚に気合を入れる女王の本音と、キリルの思惑は別だが大切な人の幸せを望む心は同じだから。
「うん、僕も…応援する事に決めたから」
「………何を?」
「今は内緒だよ」
さぁて、もう一勝負してこよう。
腰を上げた提督を見付けた者達が、次々に挙手し駆け寄る。笑顔で応じる提督が残した言葉に、薄ら寒い予感を抱いてしまった副官は。
「……………………何を?」
その時が来たら自分に拒否権は無いのだと悟り、深い溜息を落とすのだった。
<坊+4主・幻水2軸後/焔帝番外編…キリル提督の野望(笑)>
※副官には、ずっっと補佐で居て欲しいのですが。幸せになって欲しいとも思っている提督であります。
そして、周囲が動かなければあのカップルは纏まらないと見抜いている為、準備を着々と進めるモヨウ。
自分の対する好意には超鈍感な提督ですが、部下への気遣いは完璧です(笑)
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