桂の小部屋
管理人のネタ帳&ぼやき…
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サイト内キャラで人気投票…なんぞやり始めてしまいまし…た。
一票も入らなかったら、どうしよう…(涙)
と、思っていたので。
暖かな一票に慰められております。
御協力下さった皆様、ありがとうございました。
これから御協力下さる…予定の方(笑)
よろしくお願いしますっ!
と、何気に客引きのような事をしてみた。
そして、先刻気が付いたのだが。
本日、10月10日はテッドさんの日…なのだとか。
…………、しまった!
テド4好きとして、此処は外してはいけない処だった(筈)のにっ!
しょぼぼん……、と落ち込んだ後復活!
あっちのBLOGで零していた、テド子4遊郭ネタをしたに置いておきますがっ。
一応、ネタがネタの為…大人のおねぃさんだけ、御覧下さい。
大人のおにぃさんも、多分問題は無いと思います。…多分。
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※疑似日本万歳っ!
※当て字の名前になっている人物、多数(まだ辞書引いてないので、後に変わる可能性あり)
※中途半端なのは、エロの無い場面を抜粋した為(笑)
※遊郭ものなので、表現アレでも宜しく…
以上、OKの方のみスクロール宜しく
4主/慧瑠(エル) 坊/呈琉(テイル)
ヒクサク/緋久沙久 オベル/尾部留
リノ/利廼 フレア/芙麗亜
彼は恐怖に震えていた。
屈強な男を二人伴って現れたのは、艶やかな着物を纏う女性。彼女は、平伏する主へ冷ややかな声で告げた。
「どうしました?何故、答えられないのでしょう?」
貴方が保護したと聞いていたから、迎えに来たというのに。頭を下げてばかりでは判らないと、彼女は云う。
紅く塗られた爪が、主の甲に突き刺さる。悲鳴を上げた主は、振り解こうとした腕を逆に男達に捕らえられ震えだした。
「も、申し訳…ありませ…」
「謝罪はもう結構ですわ。早く、あの子を呼んで下さいまし」
我が愛しい妹を、今すぐに此処へ。
尾部留の一の姫、芙麗亜は全て知った上で妖艶に微笑んだ。
尾部留家は、都に名だたる老舗の商家だった。将軍家への献上品を任される程に、信頼も厚く家は栄えていた。
当主たる利廼は妻を大事にする男だったが、若気の至りから外に妾を囲い子を産ませた。産まれた子は、母親にそっくりな美しい容姿と、男と女の性を持っていた。
母同様に慎ましく、決して尾部留に迷惑を掛けないと約束して、母子二人は都の外れの館で暮らしていたのだ。それが、尾部留転覆を謀る輩によって襲撃されたと聞いたのは、事件後10日も経ってからだった。
激高した利廼は直ぐさま人を送り、妾と我が子を懸命に探した。勿論、芙麗亜も愛しい妹を訪ね、八方手を尽くしたのだ。焼け落ちた館から発見され遺骸は、母ひとりだった。
きっと、何処かで妹は生きている。彼女はあらゆる伝を使い、慧瑠を探し続けた。
そうして瞬く間に半年が過ぎ秋の冷たい風が吹く頃、芙麗亜の元へ慧瑠の幼馴染みたる少年が青白い顔で訪ねてきたのだ。
慧瑠らしき幼女が、楼閣街に居るらしいと。
信じられなかった、何故そのような事になったのかと、彼女は持てる全ての手段を使い雪城家に辿り着いたのだ。
子息が夜半、一人で歩いている幼女を連れ帰った処までは美談で済んだ。問題は、子息が幼くとも群を抜く美貌を持つ子を組み敷いた事だ。幸い未遂で済んだが、息子の過ちを叱るどころか雪城の主は全てを幼女のせいにし、後への遺恨を断つ為女衒(ぜげん)に売ったのだと。
報告を聞いた芙麗亜は、怒りで目の前が真っ赤に染まった。
あの子が何をしたというのか。慎ましく、人目を避け幸せに暮らしていた筈なのに、それを男達の慰み者へ貶めたのだ。
許せる筈が無い、断じて許さない。
尾部留の威信にかけ、雪城家を潰してやろうと彼女は決めた。そうして乗り込んだ家で、子息が近々妻を娶る事になっていると聞いた。
邪魔な子供を、手っ取り早く排除する為だけに売った。その浅はかさに、彼女は嗤う。
「知っておりますのよ?雪城のご亭主。あの子を、売ったのでしょう?幾らで売れました?」
「ひっ…、お、お許し…を…っ、まさか…尾部留の御方とは知らず…っ」
「ねぇ、幾らで売ったのです?我が妹を、女衒にっ!」
伏した主の頭に足をかけ、芙麗亜は叫ぶ。
「許されるとは、思っておりませんよね?」
「そ、即刻……私が…妹君の…身請けを…」
「あら、知りませんでしたか?我が妹は楼閣街一番の売れっ子となり、一夜を望むだけでもこの家の一ヶ月分の売り上げが必要だという事実を」
「ひっ……、そ…んなっ」
「大店の緋久沙久が、御執心だとか?かの方は身請けの為に気前良く千両箱を積んだと、楼閣街で評判ですのよ?」
そんな金銭、雪城の何処をひっくり返しても出せるものではない。震えながら謝罪を続ける男の頭を、彼女は更に踏みしだく。
「覚えておけ、お前達は絶対に赦さないっ!」
雪城は取りつぶしてやる。息子の縁談もこれまでと高笑いを残し、芙麗亜は店を出た。
「お嬢様、これからどちらへ」
「決まっています。慧瑠を連れ戻しに行くのよ」
「それは…なりません」
「何故っ!」
護衛に腕を掴まれた彼女は、燃えるような瞳で睨み付ける。護衛たる青年は、激高する姫君へ冷静に云う。
「慧瑠様は…通常の遊女ではありませんので。身請けするにしても、手順が必要なのです」
「冗談じゃないわっ、こうしている間にも…あの子は…男達の慰み者になっているのよっ!」
助けなければ、一刻も早く。そうしないと、あの優しい子の心は壊れてしまう。
歯噛みする姫に同情するように、護衛の二人は尤もだと頷く。
「楼閣は…我が手の者に見張らせております。今…暫く、どうか…」
「待てないわっ!でも……、待つしか無いの…ね」
うなだれる姫君は、護衛を従え雑踏の中へと消えた。
やべぇ、中途にも程がある!と思ったが。
エロの無いシーンを抜粋すんの、大変だっ…た(なんと、書いたシーンの7/10がエロ)
サイトUP出来ない理由としては、18禁なのと…子4が殆どにょた化している為、腐女子向きでなく…殆ど男性向きになってしまったので…(爆笑)
テドさんを格好良く書こうと思ったら…、こんな事にっ(笑)なんかこのパターン、4主×坊でもやった気が……する。一応、テド子4の筈…なんだけど、設定が遊郭ネタの為…子4総受けなので。こりゃぁヤバイだろう、と(笑)
陽の目を見ることがあるとするならば、自分がイベントに直参する時…かな(とても…コピーでは作れないっ)