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桂の小部屋

管理人のネタ帳&ぼやき…

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 の、筈が(笑)
昨日の夢が、メチャ楽しかったので。
忘れない内に、投下しておく。

 テド4?だけど、嬶天下(基本?)
現代風パロ、らしい。

おっけーの方のみ、御覧下さいませ。




拍手




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※管理人の夢ネタです(笑)オチも何もありません…、それでも良い方だけ御覧下さい。
※現代風パロです…、紋章なんて存在して無い…です。
※テド4なのに…また嬶天下です(笑)





「―――……って、知ってる?」

 隣を歩く親友が、何気なく洩らした言葉。
テッドは短く息を飲みだが、常と変わらぬように大袈裟に笑った。
「へっ?何だって、も一回っ!」
「ぁ…、別に…知らないならいいんだ。……うん」
「なぁーに一人だ納得してるかなっ?吐けっ、こらっ!」
 逃げる背を追いかけ、じゃれあって。
彼は笑う、先刻の言葉が聞き違いでありますように。
心の中で、祈りながら。

 

 

「………いま」
「はい、お帰り。今夜は鍋だから、先にお風呂使ってきて」
 同居人は、暗い表情のテッドに気付いているのかいないのか。
リビングの卓袱台に卓上コンロをセットし、土鍋を置きながら振り返る。
「テッド…?」
「………風呂、入ってくる」
 慌てて背を向け、ひらりと手を振って。
バスルームへ逃げたテッドは、溜息を落とした。
「…………げたく…ない」
 此処に居たい、ずっと。
親友や、友人達と一緒に。
人として、ただのテッドとして、此処で。
暮らしていたいのに、たったそれだけの願いはもう叶わない。
 親友が敵だとは思っていないけれど、彼の口から漏らされた言葉は、此処に留まれるぎりぎりの時間が過ぎている事を知らせて。
「…っくしょうっ!」
 何故、許されないのだろう。
普通に生きていたい、それだけしか望んでいないのに。
人は、世界は、何故。
俺を拒絶するのだと、顔を覆い呻き声を洩らす。
 堪えても溢れる涙は、きっと。
自分が、人を捨て切れていないからだと、罵倒を呑み込みながらテッドはその場に蹲った。

 

「今夜…、発つ事にした」
 鶏団子鍋に舌鼓を打っていた目の前の恋人が、暗い声に眼を瞬かせる。
もぐもぐと団子を咀嚼し呑み込んで、テッドと彼の背後の壁掛け時計を見上げた彼は、持っていた小鉢と箸を卓袱台に置いた。
「そう…、判った。何時?」
「零時の汽車…」
「…へっ…、だって…今…午後8時だよ?」
「奴等が此処を嗅ぎ付ける前に、別の世界へ飛ぶ。だから…」
 手荷物は何も、持たずに行く。
此処での想い出は、全て捨てていくつもりだと俯くテッドの頭に突然クッションがヒットした。
「っでぇっ…っ!」
「何云ってるのっ、零時なんて無理っ!2時のバスにしてっ!」
「じ、冗談じゃ…」
「冗談じゃないんだよっ!早く食べて、後片づけして…洗濯しなくちゃっ!」
「……洗濯…っ?」
 あの、もしもし。
俺達これから逃げるんですけど。何故、洗濯が必要なんでしょおか?
がつがつと鍋を平らげていく恋人へ、テッドは片手に箸片手にクッションを抱いたまま問う。
「あのねぇ、テッド。彼等は君を狙っているんだろう?」
「……あぁ」
 長い間、ずっと自分は追われていた。
世界の理に関する全てを、解ける力を持っていたから。幾重にも重なる、世界へ続く道を辿る力を持っているテッドを、彼等は欲しがっている。
『向こう側への扉』を簡単に開くことが出来るのは、テッドが裁定者だから。
 300年、追われてきた。
人に紛れ、闇の中で息を殺しながら。どうか、誰も自分を見付けるなと、祈るようにして生きてきた。
「君の情報は、どんな機関でも喉から手が出るほど欲しい筈だよ。もし、ここを突き止められたとして…」
 その時、部屋の中の私物は全て彼等に持ち去られる。日常生活に必要なものから、冷蔵庫の中の活性脱臭剤まで。
「君、先刻お風呂使ったじゃない。着替え…したでしょう?」 
「あ…、うん」
「で?着替えた服や下着はどうするつもり?」
「どう…って、別にアレを調べても俺に辿り着く事なんて、絶対出来やしねぇし…」
 燃えるゴミの袋に入れて、ゴミステーションに置いていけば良いと云うテッドは、恋人が何故怒っているのかまだ判らない。

 もしも、世界から消える日が来たら。
一緒に行ってくれるかと縋った時、彼は頷いてくれた。
 愛しくて、もう絶対に離れたくなくて。
受け入れて貰えないかもしれないけれど、テッドは全てを打ち明けた。
 始めて抱き合った夜、正体を明かしたテッドを拒否せず受け入れて。
彼は、いいよと笑った。
 君となら、何処までも一緒に行くよと。

「残したパンツ、誰に調べられるか判らないのに?放置なんて、出来ないよ」
「へっ?」
「テッドが逃げ上手なものだから、ここ数年彼方側は成果が無くて焦ってる筈なんだ。どんな些細な情報でも欲しい、と思っている処に…シャツやズボンはまだしも…」
「…だ、だ、だから…パンツが…なんだって…っ」
「色々な装置にかけられて、染みついてる汗?とか…アレ…とか…ソレ…とか調べられるかもよ?」
 男の子だから、用を足した後とか。
大変だよねー、と恋人は肉団子を山盛りにした小鉢を持ち満面の笑顔で宣う。
アレ、とかソレ、を想像したテッドの顔が、真っ赤になった。
「―――っ!!!!!」
「ちなみに、シーツは朝洗濯したから」 
 当然、昨日の行為の証拠なんて残さない。
逃げ上手なテッドを上回る気配りと手際の良さに、カクンとテッドの顎が落ちる。
「冷蔵庫の中のなまものは後で捨てるとして、押入の不要な雑誌は束ねて資源ゴミに積んできて」
「…………ハイ」
「出所が判るものは、置いていっても大丈夫だけど。学校の課題とか、共同研究は無いの?」
「………あっ」
「あるなら、責任もって連絡。僕はその間に自分の部屋と此処を片づけるから、出発は午前1時30分ね」
「―――オネガイシマス」
 深く頭を下げるテッドは、逃亡生活ってこんな軽い感じだったか?と、真面目に考える。
一度此処を離れたら、二度と同じ場所には戻れない。知っていて、共に行ってくれる人の順応性にただ、圧倒されるばかりの自分に自然笑みが浮かび、気を逸らした隙に残り一個になった鶏団子を土鍋の中から直接摘んで口へ放り込んだ。

 

 どういう夢だったのかというとぉ(笑)
テドさんは逃げている…、そりゃあ…300年も(笑)そして、学生4主に会って、出来上がって幸せに暮らしていた(八畳二間で同棲)…のだけれども。追っ手の影を知り、んじゃ別の世界に逃げようかと…逃避行の筈が(笑)何故、パンツ?と。や、それは私の夢だから…。そして、嬶天下なのでテドさんの立場が(笑)きっと、追っ手がアパートに来た時には、洗濯篭の中には洗濯済みのパンツが残されている…はずっ(爆笑)主導権握られてても、幸せそうだからOKかっっ。

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